2009/02/23

Ao-Nekoのライブに行ってきた。


Ao-Nekoのライブに行ってきた。

本人達のサイトを久しぶりに見に行ったら、aboutとかbio的なものが一切なくなっていたので勝手に説明しよう!

Ao-Nekoとは、大学で出会った音楽仲間が中心になって、仲間が集まり、いとソウルフルな音楽と、カオス系爆笑MCを日夜(ていうか年10回前後)繰り出しているステキバンドである。(たぶん)
そして、ボーカルが僕の小学校来の友人なのだ。


ということで、要は友達のバンドです。でも結構すごい人たちみたいです。

音楽的にはボサとかジャズとかベースでごちゃごちゃっと良い曲作りましたという感じ。こちらで試聴してもらうのが速いかと。

そんなAo-Nekoですが、最大の特徴はMCがあまりにおもしろいこと。
そこらの芸人なんて目じゃないんだぜ!という勢いの、ボーカル葵のMCには毎回お腹が痛くなるくらい笑わせてもらってます。
演奏時間よりしゃべってる時間の方が長い。と思うくらい。

特に名曲「お肉サンバ」では、曲中にお客さんと掛け合いしたり、勝手に色々歌いだしたりして一曲30分くらいの長さになることもしばしば。

とにかく奔放で、話している最中のアクションも大きい。テンポもすごく良いので、話の内容があまりにカオスな場合でもぐいぐい引き込まれます。
曲中だろうとおかまいなしに、しゃべりたい時にしゃべるその感じは、あまりに突き抜けていて感服せざるを得ません。

さらに、お笑いMCばかりかと言うとそうでもなく、歌も相当ハイレベルなため、しっとり歌い込むバラードなんかはちょっと感動してしまう。

そもそも、これだけ奔放にやっていておもしろいのは、メンバー全員がめちゃめちゃ上手いからこそ。
その上で、観客と絶妙の間合いでコミュニケーションをすることで、会場全員をぐいぐい引き込んで行く。

数年前、四谷天窓の年間動員記録を塗り替えたそうですが、納得のクオリティです。


やれコンテンツだ、コンテキストだと騒がしい昨今、Ao-Nekoのようなクオリティをして、これこそがコンテンツだ!と思います。
バンドに対してコンテンツだなんて、レイヤーが違う話に聞こえますが、確固たる技術を持った上で、圧倒的なコンテンツ(楽曲)を提示し、その上でステージからの一方的なものではなく、観客との正真正銘のコミュニケーション(コンテキストの理解)でもって観客を引き込む。

かっこつけて難しいことを書きましたが、要はかっこいいしおもしろいし、何度も見たい人たちっていうことです。
見てると、毎回、元気出る。

そんな仕事を、自分もやっていきたいと思えるライブでした。
Ao-Nekoありがとう。

Ao-Neko
http://ao-neko.net/

Myspace
http://www.myspace.com/aonekoneko

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