平成よっぱらい研究所の研究員もりへーさんに会ってきた。
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平成よっぱらい研究所とは・・・
「のだめカンタービレ」でお馴染み二ノ宮知子先生の、若き日のよっぱらい武勇伝を描いた傑作。
とにかく酒を飲みまくり好き勝手に狼藉する様子は、昨今の若者の酒離れや、よっぱらいへ向けられる白い目なぞ知ったことかの壮快な仕上がりである。
大学時代なんかは、自分の周りに掃いて捨てるほどのよっぱらいがいたものだが、二ノ宮先生と愉快な仲間たちを超えるよっぱらいはそうそう見ることはない。
かくいう自分も、歌舞伎町のゴミ捨て場で寝ていたり、お財布やら携帯やらをなくしたりはしょっちゅうなのだけれど、この本を読むたびに、まだまだ自分は大丈夫だ!むしろもっと飲まねば!と無駄な元気が湧いてくる。
もりへーさんは、そんな研究所の中でも、一番二ノ宮先生と飲んでいたんではなかろうかという研究員の方である。
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という、僕のバイブルな本である。
そのもりへーさんが、僕の良く行くバー「ヒヤシンス」で、毎週木曜日に働き始めたと言う情報をキャッチしたので、いそいそと会いにいったのだ。
ちなみにそのバーは、小翔くん(猫・4歳♂)という猫が常にいて、特にお客さんに媚びる訳でもない小翔くんの硬派な態度にメロメロになり、通っている。
実際に会ったもりへーさんは、酸いも甘いも経験されたような、素敵な方だった。
さすがにもうよっぱらい研究はしていないそうだけれど、二ノ宮先生とは今でもよく飲んだりしているそう。
バーには、二ノ宮先生のアシの方とかもいらしてました。
そして、音楽にめっちゃ詳しい人で(その昔、音楽業界で働いていらしたそう)、周りの誰とも共有できなかったインディーズのバンドの話やらで盛り上がる。
もりへーさんの作ってくれたおでんをつつきつつの楽しい夜。
こうして人と繋がれるのが、何よりの楽しいことだなと思った夜。
また一つ、楽しいことが増えたのだ。
1 件のコメント:
僕もバイブルです。です。
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