先日、弊社にインテグレートの藤田さんが講演しにきて下さった。
藤田さんの著書も読んだことがあり、コラムなども日常的に読んでいるため、お仕事の概要は頭に入っており、その上でのご本人からの具体的な事例紹介ということで、とても楽しく受講することができた。
そんな刺激的な講演を、出席できなかった上司にフィードバックする機会があった。
「PRを仕込むための情報クリエイティブがすごいんです」、「世間の空気作りから始めるんです」と一生懸命説明するのだが、上司から返ってきた返事は、「それって、いままでの普通のPR会社と何が違うの?」という質問だった。
そこで自分は沈黙してしまったのだ。
いままでのPR会社のことを知らないから。
新しい手法や考え方というのは、必ずそれまでの手法がベースになって出てくる。
革新的だと言われる手法も、比較するものがなければ革新的かどうかの判断のしようがない。
裏を返せば、それまでの経緯を知らずに最新の手法や考え方を取り入れたとしても、効果が半減してしまう可能性がある。
ということで、新しいものを取り入れるときは、必ずそこに辿り着いた経緯とセットで取り入れるよう心がけたいと思ったのだ。
う〜ん。どうしたら効率よく歴史を学べるのかな。やっぱり先輩と飲みに行くのがいいのかな。
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