2009/03/03

文体。

自分のブログは文体がバラバラである。
「〜である」調と、「〜ですね」調が混ざっている。

書く時に意識している訳ではないのだけれど、取り上げる話題によってなんとなく切り替わっている模様。
書く時にどっちかを気にしていないのがそもそも書き手としてどうなの?とは思うけれど、なんとなく切り替えている。

もちろん「〜ですね」調の方が、読んでくれている人を意識していて、かつ、ちょっとカジュアルな気持ちで書いていることが多い(と思う)。

そして、今回もそうなのだけれど、「〜である」調の方は、割と独り言チックと言うか、エッセイ的心持ちが現れているよう。

自分は、勝手に川上弘美先生を師匠と慕っており、特に初期の頃の川上作品にはたまらなくクラクラさせられた思い出がいっぱいである。
さらに、川上先生が敬愛する内田百閒先生に至っては、大先生として崇め奉っている。
お二人を好きな理由は、お酒の描写がとても達者なことに尽きるのだけれど、それについては語りだすときりがないので控えておく。

そして、エッセイ的心持ちの時は、自然と敬愛する両先生のパクリ文体(パクリと言う程上手くもないけれど)になる。

この辺り、ブログをどうしたいのかがはっきりしていないからだなぁと思うんだけれども、同時に、基本的には一カ所に自分のすべてを集約しておきたいと思うので、整理がつかない。

サービスによって、見てくれている人の集団が違うので、一つのテーマ、一つのコンセプトにつき、一つの場所が望ましい。
けれども、発信するための手間を考えたら、場所は少ない方が楽である。

楽じゃなければ更新をし続けるモチベーションも低下してしまう。
登録はしてみたものの、使っていないWebサービスがいくつもあるというお馴染みの状態になる。

ブロガーの人などは、この辺りの「更新を続ける」ためのハードルは割と低いのかもしれないけれど、一般の人というのは、そうそう多くのサービスを使いこなすわけでもない。
多くて2〜3個ではないだろうか?

しかし、便利で楽しいソーシャルサービスは日に日に登場している。
ソーシャルなサービスは、スケールがある程度大きくなってから楽しくなるものが多いだけに、ユーザーが分散化してしまっているのは非常にもったいない。

そこで、ソーシャルサービスを一元的に管理できるインターフェースを持ったマイポータル的なものが登場するといいのになぁと、日頃から悶々としている次第である。

iGoogleやLife-Xなんかが近いのかな、とは思うけれども、そんなに盛り上がってもいないようである。
取り込めるサービスの幅や、UIが直近の課題だろうか。

UIに関しては、iGoogleのように、モジュールを組み込む(って言うのかな?)タイプがいいのか、はたまたtumblrのように、濁流感溢れるものがいいのか。

うーん。ともあれ、そんなポータルができたら至極便利だなぁと思うのだ。
誰か開発してくれないかしら。


「〜である」口調のせいか、非常に徒然なるエントリになってしまった。
うーん。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

friendfeedなんかが近いかなぁとふとおもいました。
ただ個人的には、ソーシャルな形にするよりプライベートツールとしての方が使いやすい気がするんですが。。。
そういう部分では原子的ですがnetvibesのブックマークウィジェットが気にいってます。ブックマークの管理が楽で。記事まとめなんかにも使ってます。

個人的な話ですいません。

匿名 さんのコメント...

>WEBADsearch

そうか!friendfeedは使ったことなかったけど、極めて近いかも。

技術的には、あらゆる情報を一元管理っていうのは問題なく実現できる訳だし、後はやっぱりUIのユーザビリティがブレークするか否かが鍵になるのかな。

こういうところが、まだクリエイティブが活躍する余地が大いにあるなと思うところです。

あとは各サービスの情報開示具合か。

というか、調べたら同じようなポータルサービスたくさんあるね。
記事書く前に調べろよって話ですが(笑)

僕も、ポータルはプライベートツールの方が良いと思います。
でも、共有することによるメリットも大いにあると思うので、単純に公開/非公開が選択できればいいのかなと。
ただ、それぞれのサービス自体にも公開範囲設定はあるし、mixiやらみたいに記事ごとに公開範囲が違うなんてこともあるから、少し複雑にはなるけれども。